エリザベス・ウォーレン上院議員は、ドナルド・トランプ大統領の商務長官候補ハワード・ラトニック氏とステーブルコイン発行会社テザーとの関係に疑問を呈した。ウォーレン氏は1月27日の書簡の中で、「犯罪者お気に入りの仮想通貨」と言われているテザーに対するルートニック氏の「深い関わりと支援」について「深刻な懸念」を抱いていると述べた。ウォーレン氏は、ラトニック氏が商務長官に承認されれば、トランプ大統領やテザーの規制を担当する他の当局者に「特別なアクセス」が可能となり、それによってテザーと仮想通貨業界全体の政策に影響を与えると考えている。ウォーレン氏はラトニック氏に対し、テザーに対する現在の経済的利益やテザーに関してトランプ政権当局者らと交わした会話など、彼女の質問13件に2月10日まで回答するよう与えた。