資産運用会社アポロのトルステン・スロック氏はリポートの中で、米経済が引き続き比較的堅調であることを示すデータが続いていることから、FRBは方針を変更し、まったく利下げしない可能性があると述べた。同氏は「アトランタ連銀の第3・四半期国内総生産(GDP)予想は現時点で3.4%で、結論としては経済は引き続き拡大するだろう、とスロック氏はハト派の連邦準備理事会など好材料の恩恵を受けると考えている」と述べた。選挙の不確実性や地政学的な緊張の緩和など。スロック総裁は、こうした要因を考慮すると、FRBは11月に利下げではなく据え置きの可能性が高いと述べた。
全てのコメント