ホワイトハウスのケビン・ハセット国家経済会議（NEC）委員長は水曜日、リサ・クック氏が連邦準備制度理事会（FRB）の将来をめぐる訴訟の間、休職すべきだと述べた。「もし私が彼女の立場だったら、今すぐ休職するだろう」とハセット委員長は水曜日に記者団に語り、休職は「妥当な対応」だと考えていると付け加えた。ハセット委員長は、大統領にはクック氏を解任する権限があると考えていると述べ、「大統領には正当な理由があればFRB理事を解任する絶対的な権限があり、今回の疑惑は深刻だと考えている」と付け加えた。トランプ大統領は月曜日、クック氏に書簡を送り、ホワイトハウス側近による、クック氏が2件の住宅ローン申請において2つの不動産を主要居住地として不適切に申告したとの疑惑を受け、「直ちに解任した」と伝えた。トランプ大統領は以前、ハセット氏を次期FRB議長に指名することを公に検討していた。