金と銀のスポット価格は火曜日に急落し、金は4,200ドルを下回り、1日で150ドル以上(3.6%)下落しました。銀も6%以上下落し、49.10ドルとなりました。XTBの調査ディレクター、キャスリーン・ブルックス氏は、金と銀の価格急落の明確なきっかけが見られない点を指摘しました。ブルックス氏は、この急落は過大評価と、予想を下回る米国消費者物価指数(CPI)の発表が予想されることに起因すると分析しました。ブルックス氏は、価格調整は必ずしも悪い兆候ではないと考えています。投資家が過大な期待を抱いておらず、金の上昇には限界があることを示唆しているからです。また、予想外の下落にもかかわらず、金と銀の上昇を牽引するファンダメンタルズは依然として堅調であると強調しました。
全てのコメント