トランプ次期米大統領は金融家のケビン・ウォーシュ氏を財務長官に指名する意向を示しているが、ジェローム・パウエルFRB議長の任期が2026年に終了することを踏まえ、ウォーシュ氏がFRB指導者に指名される可能性があると関係者は述べた。 一部の関係者によると、トランプ大統領は水曜日、フロリダ州のプライベートクラブ「マール・ア・ラーゴ」でウォーシュ氏と取り決めの可能性について話し合った。 ウォーシュ氏は財務省トップの最有力候補だが、木曜夜の時点でトランプ大統領は閣僚の主要ポストに誰を選ぶかまだ決めていない。関係者らによると、トランプ大統領はFRB議長の空席にどう対処するかをまだ検討中で、パウエル議長の任期が終わる2026年5月まで最終決定は下さない可能性がある。 その中には、トランプ大統領が国家経済会議のトップに投資家のスコット・ベッセント氏を任命することを検討しており、ウォーシュ氏がFRB議長に就任すれば、ベッセント氏が任期後半の財務長官に指名されるだろうとの見方もあった。
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